IZUMO-MATSUE

★さて今週の休みは特別ゲストを迎えて、神々の国・出雲そして水の都・松江をぐるっとまわって参りました。写真は沢山撮ったのですが、デジカメは控えめだったので今日は少なめです。また機会があれば。

まずこの時期の山陰といえば、どんより重く暗い冬、まあ良くても雲多めで午後崩れるってのがパターンなのですが、珍しくすっきり快晴のドライブ日和。まずは出雲大社を目指す。冬の平日ですので比較的静か。時折観光バスが到着する度に静寂は撃ち破られるのですが、ゆったりした気分になれました。ちょうど「福杓子祭」というお祭りの当日だったのですが、わいわい盛り上がって！というものではなく、奥の社でひっそりとトントンピーヒャラしてました。訪れるのは熱心な信者ばかりのようです。

続いて東洋一の高さを誇る日御崎灯台へ。まず閑散とした土産物屋で「てるてる家族」を見ながら日本海丼。
ぜえぜえ言いながらてっぺんまで上るも、目眩の来る高さに尻込み。黙って退散。へっぴり腰で日本海の深い青を眺める。

宍道湖南岸を走らせ、途中カモメの集まる喫茶店と布志名焼雲善窯で休憩、宍道湖畔で線香花火みたいな夕日を見届けて居酒屋で鮟鱇鍋としじみ汁ズズーッ。

★２日目。

まずは松江城の天守閣。バカ殿気分で城下を見下ろした後は、名物の堀川遊覧。マイペース船頭トークに、寄ってくる合鴨、屋根につぶされたりの炬燵舟。とても素晴らしいプチアミューズメント。

お昼に島根和牛の名店を訪ねたのですが謎の休業に大きくうなだれＵターン。代わりに塩見縄手の八雲庵で割子を啜り、小泉八雲旧居でほっこり庭眺め。明々庵の丘をのぼり、お茶を一服。

観光スポットばかりの２日間だったけれど、どこも「観光地！」というえげつなさが薄くて、のんびりとしてて素敵なディスカバージャパンでした。次の機会にはもう少し零細の窯元を巡ってみたいのと、木次あたりの牧場へ行きたいキモチ。あと島根和牛。