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August 13, 2004

日帰り来鳥

てなことで、思い立ったが吉日。車で3時間、「来鳥手帖」を手にはるばる鳥取まで馳せ参じたのでした。同行者は先日大学のお勉強で駒場の日本民藝館にも行ったという弟と、ちょっと焼物には詳しい母親と。道すがら国道沿いに「株式会社コルビュジエ」の看板が。わけがわかりませんが期待できますぞ鳥取。鳥取は砂丘は行ったことありますが、市内の市街地に入るのは初めてのこと。どこの県庁所在地とも大した違いがありません。ご多分に漏れず寂れた駅前商店街の片隅に、件の鳥取民藝美術館が。土蔵を改造した、ほんのこじんまりとした建物です。
静かな館内は「来鳥手帖」でも紹介されてる『少年民芸展』が引き続き開催中。世界各地の民藝品がずらりと。なんだか懐かしい気持ちになるのが不思議です。展示品から館内の装飾、電気のスイッチや階段の形状など、あれがいいこれがいいと親子のコミュニケーションが図れてよかったんじゃないでしょうか。

お隣のたくみ民藝店へ。ここで色々お買い物!っていうのが出発時のテンションだったのですが、中井窯の牛ノ戸焼や出西焼、欲しいのはいろいろあるんだれども、今は自分でゆったり自由にごはんつくって、気ままに食べるって生活じゃないから、器を選んでなんて感じじゃないので今回は見送り。自分の手元にやってくるのに相応しいタイミングってのがきっとあるのです。今はなんだか違う気がして。
さらに隣のたくみ割烹店でやさしい味の牛すじ煮込定食をいただきました。満足しました。

ちいさなたいやきを食べたあとに砂丘に立ち寄り、喉カラカラにしたあとは氷いちご。
帰りの道中では母親が気分を悪くしゲーゲー吐いて往生しました。

鳥取民藝美術館(イサイズじゃらん)
たくみ工芸店
たくみ割烹店

Posted by SUE at August 13, 2004 01:18 AM