シティボーイズと一緒に借りた映画その2。榎本加奈子、藤田陽子のナチュラルな演技が光る。PFFぽい作品。とわかった風に言ってみる。けど好きか嫌いかでは断然好きな後味。
女の子がふたりきりで喋ってるところっていうのはなかなかお目にかかれないものでして、まあお目にかかれたらふたりきりじゃないんですけど、ともかく仲のいい友達同士、ギクシャクした友達同士、ただの同級生同士、あるいは仕事の相手同士、なんにしても女ふたりの会話ってどんな感じなんだろうっていうのは、よく考えてみりゃ興味のあるところ。
すごく仲良さそうに見えてたのに「卒業してから一切連絡してない」とか「実はニガテ」とかってのはよく聞く話で、それまでの認識と実は真逆で驚かされることも珍しくないですよね。またこの映画のふたりのように「合わないのに合う」というパターンもあるわけで。そういうわけのわからなさ、オーバーに言うと「違う生き物感」が面白くてちょっと不気味と常々思っています。そんな女どもに囲まれて、ヒヤヒヤさせられる忍成くんなんかにはなんだかとても共感。こういうのがたまに快感混じることもあるってのが奥深い。女性というのは興味が尽きないものだなあ。
■「犬猫」
Posted by SUE at August 6, 2005 11:31 PMSu | Mo | Tu | We | Th | Fr | Sa |
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