ダムです。スエちゃんは死に場所を探し求めてやってきたのかしら?いえいえそんなことはありません。
小さなダムを見下ろす「祐生出会いの館」に行ってきました。
板祐生(いたゆうせい)は大正・昭和の郷土玩具やポスターの蒐集家で知られ、また山村の小学校教員をしながら独自の技法で孔版画(ガリ版)を芸術に高めた庶民版画家です(南伸坊似)。そんな板祐生のコレクションを紹介した記念館です。行ったら受付に誰もいなくて電気も全部消えてました。完全貸切。のどか。
グラフィックデザインの視点で集められた大正期のポスターやかまわぬも真っ青なキャッチーな手拭い、ズラリと並んだ日本各地のこけしや土人形。「コケッシーズ、大正九年、モダーン今夜…」と全く無関係な皆さんの名前が頭の中でグルグル回りました。
そして祐生自身の孔版画の作品群、特に蔵書票「杏青帖」のかわいらしさには釘付けに。「紙の宝石」なんて評されるらしいですよ。うむ。思いがけずいいところでした。
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