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November 07, 2004

パリ日記その3

■3日目(10/22)

朝から夕方まで仕事です。PORTE DE VERSAILLESで見本市です。
世界のスケールを1度自分の目で確かめる!ってことで行ったのですが、確かに規模はでかかった。そして驚いたのが東京ではかなりざっくばらんにその辺の居酒屋で一緒に酎ハイ飲んでモロキュウ食べたりしてる各国のデザイナーさんたちが、向こうだとまるでセレブ!取り囲む世界のプレス!みたいなことになってることに驚いた。忙しそうにしてて満足に挨拶もできず。うむ。この人たちを相手に一緒に仕事がしたいぞ。

と、闘志に火はつくがコミュニケーションは思うようにとれず。やはり語学力の必要性を痛感いたしました。大前提なのだが。あともっとキメるときはキメないと服装は。
極度に控えめな性格はそうなかなか直らない。けど、もっとひとつずつ自信つけていけば、もっと堂々とできるはず。

1件だけ英語で商談しましたが、ボロボロ。でも知ってる顔に合うとホッとしたー。
半分武者ぶるいと半分プレッシャーで、ホントにフラフラになったので退場。いい経験にはなったけど、まだまだ色んなものが足りないなあ。また来ます。

ま、気分を切り替えて。

この日の晩ご飯はパリ滞在中ベストディナー!味、雰囲気、店員さん、すべてばっちり!
ここもGOMAのご紹介なのですが、「...Comme Cochons」というレストラン。検索しても全然見つからなかったので隠れた名店なのかもしれません。
駅からしばらく歩いたとこにあって、夜は人が少なくてちょっと怖いですよ。

着いたときはまだバータイムで「食事は20時からだよ」なんて言われたので、まあビールでも飲んで待つかねと窓際の席で飲んでたんですが、ディナータイムになって奥の食事席に移りたいのにどーしたらいいんだーと悩んだ結果、カウンターのお姉さんに「Je voudrais...manger...repas...(ワタシ、、タベタイ、、、メシ、)」などとおずおずとカタコトフランス語で話しかけたら、お姉さんが「ごめんなさい!こっちこっち!」と優しく案内してくれたんだけど、それよりも初めて自分のフランス語が通じた感じがして、嬉しかったなこのときは。空腹でみじめなきもちになってたからかなあ。

奥のテーブル席はあれこれ飾ってあるようで、まとまりがあって。壁には美大生の作品か何か、とにかく発表の場になっているらしく、絵が飾られていました。
最初は空いてた客席も、おばさんの集団、喧嘩してる夫婦、老カップル(夫婦ではない様子)など色んな人たちが次々入ってきてざわざわとして、なんだか「パリの街にいる!」ってビシビシきてクラクラっとした。料理はおいしいし、ギャルソンは親切でハンサムだし、かなり感激。
僕が食べたメニューは魚のスープと鴨。スプーン一杯分けてもらったショコラムースもさっぱりおいしい。

ここでの食事が一番印象に残ってる夜です。ここは次回パリ行くときも是非また訪れたいお店です。GOMAの皆さんも「こういう店で常連になりたい」とのこと。同感です!

Posted by SUE at November 7, 2004 12:57 AM