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July 15, 2005

Movie Baton

TOKYO REAL LIFEのyamayuriさんから「Movie Baton」がまわってきました。さあて困ったぞ。昔から「あれ観たいこれ観たい」とは言いながら、いつの間にか公開は終わり、ビデオ借りるのも面倒。結果ちゃんと観るのは年に数えるほど。そんな映画低偏差値の私にどうしろと。そもそも思い出そうとしても頭の中にデータベースが構築できてないという体たらく。困った困った。ストーリーもぼんやりしながらですが、答えてみよう。ああyamayuriさん、遅くなった上にこんなんでごめんなさい。

『あなたの心に残り続ける映画は?』

太陽を盗んだ男
ジュリー主演の「太陽を盗んだ男」です。最初にテレビで観たときは「伝説のカルトムービー!」みたい扱いだった(ビデオ化もされてなかった)のですが、最近は「名作娯楽大作」みたいなノリの評価ですね。確かにかなり痛快。原発侵入、バスジャック解決、札束ばらまき、カーチェイス、文太との対決、どのシーンもカッコよくて笑えた。そろそろもう1度観たいかも。

『愛する人と一緒に観たい映画は?』

世界中がアイ・ラヴ・ユー
こういう設問は多分女性が考えたのだろうと思われるのですが、ロマンチックでハッピーな作品を期待されてるのだろうということで、ほれ「世界中がアイラヴユー」とか言っときゃ満足ですか!
ウディ・アレン好き。どうしようもない男とか、ややこしい女とか出てくるのがいいなあ。愛する人とは「愛って素敵!」と見つめあうより、「愛って面倒くさいわねえ」とか言いつつ、ポリポリお菓子食べながら観たりするのが性にあってます。もし愛する人に「ミュージカルはきらい」と言われた場合は、その人はタモさんが好きなだけかもしれないので「下落合焼きとりムービー」を観ようと思います。

『震えあがったホラーは?』
植村直己物語
「怖かった映画」として考えると、真っ先に浮かんだのは小学校のとき学校で観た「植村直己物語」です。蒸し暑く真っ暗な体育館に全校生徒すし詰め。対してひとり孤独な極寒の世界。クレバスに落ちる犬、見渡す限り氷の地平。過酷な自然に立ち向かう冒険家。なんだかスッゲー怖くて、しばらく何度も夢に見ました。倍賞千恵子のお百度参りとかをすぼんやり憶えています。あと確か冒頭に西田敏行の学生服姿が見れたような。あれはすごく不自然だったから、今見ても笑えるかも。
現代人にとって、必要な恐怖とは「自然への畏怖の念」ではないでしょうか(なんとなくまとまったでしょうか)。

『最後に3人にバトンを渡してください』
なんだか自分がちゃんと書けてないので、申し訳なくて他の人に引き継いだりできません。それに今更。

恥ずかしい。改めて自分の映画遍歴を振り返ってみて、あまりに空っぽで愕然としました。でも、なんだか色々考えるうち、あれこれ観たくなりますね。劇場にもたまには足を運ぼう。

Posted by SUE at July 15, 2005 12:15 AM
Comments

悩ませてしまったようで申し訳ない…(苦笑)
「下落合焼きとりムービー」は名作ですよね。
たこ八郎がタモさんの靴でカクテルを飲む姿が
忘れられません(笑)いや、ここはウッディアレン
に食いついた方がモテ道に行けるのかな?

Posted by: yamayuri at July 15, 2005 03:34 PM