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July 27, 2005

とびだせハイウェイ

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広島までドライブ。長距離のクルマの旅の構想がじんわり浮上したので、自主トレ。たったひとりで往復400kmの高速運転、市電が走る街中の運転など、初体験ばかりでかなり手に汗じんわり。でもまあなんとか無事に着いてよかったよかった。でも知らない街ではやっぱナビ欲しいですね。かなりぐるぐるまわりました。
帰りは別ルート。ショートカットで国道利用したら、時間は半分、ガソリン消費は3分の1で済んだので、かなりびっくり。中国自動車道はアップダウンやカーブが多いから燃費に響くのでしょう。

08:44 PM

July 20, 2005

hinohara

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「なんでこんなとこにいるんだろう?」と思うようなとこに行ってきました。終点の旅。行きたかったから行ったのだ!東京の西の果て、檜原村。五日市線の終点武蔵五日市から更にバスで1時間。すっかり山村、片田舎。バス停にナナフシがいてびびった。初めて見た。
まずは払沢の滝で途中下車。どばどばマイナスイオンに大いにウルトラリラックス。滝ってずっと見てると、一体どこからこんな水がとめどなくやってくるんだろうと、すごく不思議な気分になります。
さらにバスに揺られて数馬という終点まで。そこがまた、終点だから少しは開けてるかと思いきや、ホントにただの山道の途中!ギャフン!誰もこんなとこ来ない!バスの運転手には心中でもしに行くのかと思われたかもしれません。仕方なく帰りのバスが来るまで、せせらぎを聞きながらお弁当。お連れさまは山道に寝転んで昼寝ができる素晴らしい逞しさの持ち主です。

今日は多摩川も源流に近いところまで行ってみたわけですが、この清流が、電車でまあ2時間半くらい行ったところまで下ると、濁って臭って東京湾に注いでいくんだなと。この水ももうすぐ汚されてしまうんだなーと、業の深さを考えるエコ心。檜原いいとこだった。えーでも車で行くのが正解かもね。

09:35 PM

May 11, 2005

鉄子の旅

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実家にいるうちに、近くなのに行ったことないとこへできるだけ行っておこうと思っています。快晴になった久々の休日。一畑電鉄を松江から大社へ。初一畑電鉄。

車を近くのパチンコ屋に停めて、1500円の乗り放題フリーきっぷを購入。出雲大社と往復すれば元はとれる計算。まず乗ったのは3000系(元南海21000系)。
古き良き昭和のたくましいデザインの車両ですが、これが揺れる揺れる。久しぶりに乗り物酔いをするかと思いました。なんだかあまり意味の無いようなところでスイッチバックもあって、得した気分。

途中乗り換えたのは青い5000系。これは京王線の5000系から払い下げられた車両。5000系の引退は96年の末なので、かろうじて京王で走っているのを見ているはずなのだけれど。面影なし。帰りに乗った同じ5000系ベースの2100系は、壁の化粧板の色や、座席の色が「京王っぽい!」と思いましたが、2ドア化されてたりとか、かなり改造されているので、気のせいだったかもしれません。

出雲大社前駅を降りて、出雲大社と逆方向へ。既に廃線になっている旧JR大社線大社駅の駅舎へ向けて歩く。ホームごと昔のまま保存されているのです。正直もっと風情のある感じを期待してたけど、拍子抜け。突如おばさんカメラマンに「ちょっとそこ座って、何か考えてる風に!」とポーズをつけられ撮影されました。モデルデビュー。

付け焼き刃知識満載でも、あるとないとでは違います。おもしろかった!

一畑電気鉄道

11:27 PM | Comments (2)

April 25, 2005

勝沼ぶどう郷

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勝沼をご存知ですか。山梨の。ワインの。中央線で、大月から更に数駅の。勝沼に行って来ました。高尾から2時間弱、勝沼ぶどうの丘。

甲府盆地が見渡せるパノラマロケーション。遠くに白い富士山も。
甲府の夜景を見ながらステーキを。夜空の星を眺めながら温泉を。なにかといえばワインを。町営の施設ですけど、なんだか活気があってよいところ。

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翌朝は美味しい朝食を食べてから勝沼散策。徒歩でおおよそ40分と言われる国宝大善寺と近藤勇の古戦場を目指してゴー!意気揚々と出発したものの、急勾配のアップダウンにぐったり、それに盆地は夜は寒いが昼は暑いぞ!ふらふらになりながら倍の時間をかけて目的地へ到着。近藤勇古戦場も、地元の人に聞かないとわからないような、ささやかなものでした。

タクシーでぶどうの丘に戻る。
地下のワインカーブ(貯蔵庫)では、100種類以上の山梨県産ワインの試飲ができるのですが、まずはお値段が上品なものから優先的にテイスティング。あまり多すぎて、どれがどういう風に美味しかったのか大混乱に。

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牛肉と書いてあるのに、どう見ても豚肉のバーベキューを食べて、ソフトクリームも食べて、日が傾く前に帰路へ。八王子や立川からの意外な近さを感じる。一泊旅行には丁度いいところですよ。

勝沼ぶどうの丘

11:59 PM | Comments (0)

January 22, 2005

itaco

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坂東です!坂東太郎です!
どういうわけか潮来に一泊トラベラー。いや、どういうわけかははっきりしていまして、どういうわけかというと、香典返しのカタログギフトに各地の宿泊券が載っていまして、「なるべく交通費のかからない近場で、こういう機会でもないと行かないようなところを」と白羽の矢を立ててみたのが、茨城は潮来。初茨城です。でもまあ、今でも「どういうわけで一体あんなところに」という感想を抱いたまま旅の記録。

上野から京成の特急に乗ってまずは成田へ。折角なので成田山にお参り。平日でも人出があるんですねえ。お参り前の腹ごしらえに「川豊本店」にて鰻。成田山新勝寺は、まだ新年気分。
成田からJR成田線。だんだんと田園風景になって、単線になって、電車が1時間に1本とかになって、本格的にのどか。
潮来の町は、想像以上に何もなくて驚きました。ちょっとしたものを調達するにも、駅下のホットスパーのみ。駅前にヤンキーが群れていそう、などと勝手なイメージも見事かわされました。あやめの季節には賑わうんだろうけど。
結局北利根川の土手を散歩するくらいしかするこたないんだけど、静かな川面を眺めているとゆったりとした気持ちに。緩んだ緩んだ。

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翌朝は鹿島神宮。この駅前もまた妙にきれいに整備してあるけど、ひと気はさっぱりないとこだ。おみくじでは半吉。何事も「辛抱」の条件付きで吉。今年もまだあれこれ辛抱しろと!今年は「ゆるゆるの旅」が良いらしい。神さまに言われる前から早速実践しておりますがな。

鹿島臨海鉄道の写真も収めたし、MAXコーヒー飲みながら来たルートで戻る。
身も蓋もないこと言いますが、これがなければ一生来ることがなかったんじゃなかろうか、という旅は結構楽しいもんです。

05:49 PM

November 10, 2004

パリ日記その6

■6日目(10/25)
いよいよ最終日。飛行機は20時なので16時くらいまでは遊べる!最後の買い物!
マドレーヌ周辺でお買い物!と意気込んでいったものの、意気込みすぎて早過ぎ。まだどこも空いてないという。時間つぶしにウロウロしてたらトイレに行きたくなったちょうど目の前にはホテルリッツが!「よしリッツでトイレ借りよう。ダイアナが最後に座った便座に座ろう」とバチ当たりな発想で回転ドアをくぐる。
…大いに場違いでした。あまりにいたたまれなくなって用も足さずに退散。

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カンペールで靴物色。最初はフランス語で話しかけてきた店員さんが、実は日本人で安心してお買い物。そのあとまたシャンゼリゼに出て、パートナーはエルベで日本では見た事無いようなのを購入。ナイスピンク。プチバトーとかプジョーとか覗くも、人にあげるのばっかりで結局あんまり自分にお土産を買わずじまいでした。

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お昼ご飯は時間を惜しんで「PAUL」でサンドイッチを。パリジャンを気取る。寒いからフードをかぶって。小雨も降っているのに。サンドイッチの「PAUL」は東京にもあるんだそうですね(経営はPasco)。ちぇ。どーせ日本のパンはやわなんだろ!

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ホテルにお迎えが来て、パリの街ともお別れ。空港は相変わらず暗いなあ。免税店もちっとも面白くない。売店で「BIBA」というフランスの「spring」みたいな雑誌を購入。なかなかかわいらしくてよかったですよ。保存。
機内ではトム・ハンクスの「ターミナル」を観ましたが、なーんだという話でしたよ。
成田に着いたのは翌26日の14:30。出発のときと同じような大雨!
重いスーツケースは上下移動が一番しんどいということで色んなルートを考えましたが、阿佐ヶ谷からタクシーという今まで使ったことのないルートで帰りました。おしまい。

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01:21 AM

パリ日記その5

■5日目(10/24)
今日も早朝から行動。
サン・シュルピスの教会のミサを見学。ドラクロワー。始まる前は暗くひんやりとしていた教会が、人が集まって明かりが差し込んで、パイプオルガンの音色とみなさんの「アーメン」の声聞いてると、不思議とほんわかあったかくなったのは不思議でした。
「汝の隣人を愛しなさい」みたいなことで、皆さん突然両脇の人と抱き合ったりキスしたりしたので、僕たちもそれにならって「どうもどうも」と握手をしました。

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レンヌ駅の近くで開かれる有機食品のマルシェ「ラスパイユ・オーガニック」へ。買い食い買い食い!見た事無い野菜や果物がてんこもり。買ってみたいけどホテルじゃ料理できないし。果物シールが欲しい僕はバナナを2本だけもらったり、道ばたでできたてのイチゴのタルトやクレープを頬張ったり、手作り石鹸を買ったりしました。

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シャンゼリゼへ出てまずは有名な切手市へ。古切手30枚2ユーロつかみ取りに挑戦。合計60枚4ユーロ。いいお土産ができた。
日曜日でお店は全部閉まってるのに、通りはすごい人。結構歩きづらい。パパパっと食事を済ませたくてマクドナルドに入ってみる。なんだかホッとしますね。店員が中で大げんかをしていた。

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いよいよシャンゼリゼをのぼりきると凱旋門。ナニ?凱旋門って歩いて上るのですね。フーフー言って一気に上りきる。汗だくで外に出ると少しどんより風が冷たい。すっかり体が冷えてしまったし、この日は早めにホテルに帰る。夕食は近所のレストラン。サービス悪し。

01:19 AM

November 08, 2004

パリ日記その4

■4日目(10/23)
午前中からサン・ジェルマン散策。
休日の朝は静か。

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サン・シュルピス教会は日曜日に行くつもりなので前の噴水広場で、子供のスケボー練習を見物。この周辺は色々なお店が集まっているので、アテもなく「なんか買おう!」と彷徨う。

「PAPER SKY」誌に載っていた写真集専門店「le chambre claire」を発見。覗いてみる。「Justine Kurlandを探してるんだけど…」と尋ねたけど「あー絶版だよー」とのこと。東京もパリも同じか。お店のはじっこには「消臭元」が置いてありました。遠くパリで思い出す岡本麗。ティルマンスが日本の半値くらいだったので買いました。あと平積みになってたのから1冊弟に土産。

それからはー迷子になったりーギャラリー覗いてみたりーリンゴを買ってかじってみたり。この日はなんとなくフランス料理に飽きが来たのでインド料理店に。カレーが妙に懐かしい!ってほどの感慨はなかったけど、単純においしかったです。

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途中、国立美術学校で休憩。美術書のガレージセールを覗いたり。セーヌ河岸に出て、橋でボケー。このへんはいちいちみんな絵になる。
ポンヌフを渡って、再びサン・ジェルマンから一旦ホテルに帰る。食事はホテル近くのなんだかファミレスみたいなところ。マズイ。

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夜はイルミネーションツアー。
初日のバスツアーとほぼ同じコースを見て回る。エッフェルのビカビカッってのとか凱旋門とか。夜景ってのは「はわあ」なんて言ってゆったり眺めるのがいいのであって、駆け足であちらこちらまわられてもねえ。
行程終了後参加者を各ホテルに送っていくんですが、実際のコースよりもその道すがらを眺めてるのが楽しかった。観光では決して廻らない夜の街。東京もパリも都会の夜のドライブはなんだか案外楽しい。

予定が押しに押して、ホテルに着いたのはもうすぐ1時にもなろうかという時間。眠い。即座に寝る。ベッドに入ってから記憶なし。

03:27 PM

November 07, 2004

パリ日記その3

■3日目(10/22)

朝から夕方まで仕事です。PORTE DE VERSAILLESで見本市です。
世界のスケールを1度自分の目で確かめる!ってことで行ったのですが、確かに規模はでかかった。そして驚いたのが東京ではかなりざっくばらんにその辺の居酒屋で一緒に酎ハイ飲んでモロキュウ食べたりしてる各国のデザイナーさんたちが、向こうだとまるでセレブ!取り囲む世界のプレス!みたいなことになってることに驚いた。忙しそうにしてて満足に挨拶もできず。うむ。この人たちを相手に一緒に仕事がしたいぞ。

と、闘志に火はつくがコミュニケーションは思うようにとれず。やはり語学力の必要性を痛感いたしました。大前提なのだが。あともっとキメるときはキメないと服装は。
極度に控えめな性格はそうなかなか直らない。けど、もっとひとつずつ自信つけていけば、もっと堂々とできるはず。

1件だけ英語で商談しましたが、ボロボロ。でも知ってる顔に合うとホッとしたー。
半分武者ぶるいと半分プレッシャーで、ホントにフラフラになったので退場。いい経験にはなったけど、まだまだ色んなものが足りないなあ。また来ます。

ま、気分を切り替えて。

この日の晩ご飯はパリ滞在中ベストディナー!味、雰囲気、店員さん、すべてばっちり!
ここもGOMAのご紹介なのですが、「...Comme Cochons」というレストラン。検索しても全然見つからなかったので隠れた名店なのかもしれません。
駅からしばらく歩いたとこにあって、夜は人が少なくてちょっと怖いですよ。

着いたときはまだバータイムで「食事は20時からだよ」なんて言われたので、まあビールでも飲んで待つかねと窓際の席で飲んでたんですが、ディナータイムになって奥の食事席に移りたいのにどーしたらいいんだーと悩んだ結果、カウンターのお姉さんに「Je voudrais...manger...repas...(ワタシ、、タベタイ、、、メシ、)」などとおずおずとカタコトフランス語で話しかけたら、お姉さんが「ごめんなさい!こっちこっち!」と優しく案内してくれたんだけど、それよりも初めて自分のフランス語が通じた感じがして、嬉しかったなこのときは。空腹でみじめなきもちになってたからかなあ。

奥のテーブル席はあれこれ飾ってあるようで、まとまりがあって。壁には美大生の作品か何か、とにかく発表の場になっているらしく、絵が飾られていました。
最初は空いてた客席も、おばさんの集団、喧嘩してる夫婦、老カップル(夫婦ではない様子)など色んな人たちが次々入ってきてざわざわとして、なんだか「パリの街にいる!」ってビシビシきてクラクラっとした。料理はおいしいし、ギャルソンは親切でハンサムだし、かなり感激。
僕が食べたメニューは魚のスープと鴨。スプーン一杯分けてもらったショコラムースもさっぱりおいしい。

ここでの食事が一番印象に残ってる夜です。ここは次回パリ行くときも是非また訪れたいお店です。GOMAの皆さんも「こういう店で常連になりたい」とのこと。同感です!

12:57 AM

November 05, 2004

パリ日記その2

■2日目(10/21)
朝から市内観光。朝の空気は冷たいが天気はよい。集合場所のちょっと手前のメトロで降りて散策。ルーブル前の広場やオペラ・ガルニエ。MONOPRIXで初買い物。バスツアーはモンマルトル→サクレ・クール→ルーブル→凱旋門→エッフェル→サンジェルマンとゆっくり巡るコース。今思うと、現地でわざわざ日本語に触れることはなかったかなと思う。まあ最初だし。

お昼に開放され、さあどこかで食事!とどこがいいか悩んだ結果ギャラリーラファイエット脇のレストランへ。ようやくフランス料理ですよ!簡単なコースを指差して、無事頼めたけれど、デザート込みのはずがなぜか「デザートは出せない」と言われる。今でも理由がわからない。

午後のメインイベントはバトームッシュでセーヌクルーズ。やっぱ隅田川とはちがうね!

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船を降りてセーヌ岸を散歩。エッフェル塔へ!正直高いのダメな僕はかなりへっぴり腰でした。夕方だから寒いし!第2展望台では吹きっさらしのとこで列ばされるし!一番上の展望台はもうまともに外に立てずに、ぐるっと一周してすぐ降りてしまった。高いとこはだめです。すぐおしっこに行きたくなります。半泣き。半落ち。

今回の旅、実は「GOMAのparisトラベルブック」が指南書です。この本に載ってるとこにじゃんじゃん行く計画。そんなことで夕食は「CHARTIER」へ。元工場の食堂を改造したという広い店。他にも様々なところで紹介されているので客が多い。日本人も。ギャルソンはいい人だったけど、忙しすぎてなかなか食事進まず。味も正直期待したほどではなかったです。大衆食堂的なざわざわとした雰囲気はよかった。

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ホテルのテレビはMTVも国際放送でNHKのニュースも見れる。でもザッピングしながらCMをできるだけ見てました。フランスはCMの種類が少ないですね。同じの何度も流れる。それに日本でもおなじみの作品が多かったような気が。

印象に残ってるのがBanque Populaire(銀行)のCMが正確な意味はわからないんだけど、「赤ちゃんが自分の将来を振り返る(?)」みたいな。洒落た映像にちょい健全なエロも挟み映画の予告みたいなスッキリ感。コレよく見ました。Banque Populaireのサイトで見れます。左下の赤ちゃん。

03:58 PM

November 03, 2004

パリ日記その1

備忘録としての旅日記です。長くなだらかに続く日記ですので無理なさらないでください。

■1日目(10/20)
朝明けきらぬうちに家を出て、6時過ぎに吉祥寺にも停まってくれる成田エクスプレスに乗車。外は雨。台風接近中。
チェックインや両替もてきぱき済ませ、出発前からだらりとした時間を過ごす。慣れぬ旅故、国際ローミングの携帯を借りる。朝ご飯は「郷土の汁定食」。
世界の飛行機を眺めようと思っていたのだが、雨脚は強まるばかり。
ともあれテイクオフ。厚い雲を抜けるのに大いに揺れる。1時間半ほど揺れ続け、機内食なかなか登場せず。なんだかんだでANAになったので快適なフライト。次々食べ物が出てきて、家畜気分。

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ほら、パリに着くまでにこんなに書いてる。先は長いぞ。

■パリ到着(現地時間10/20 18:30)
何層にもなった薄い雲をくぐり、まだらな畑が見えたと思ったらシャルル・ドゴールに着陸。なにやらどんよりと黒い雲。古いドゴールの第2ターミナル。暗い雰囲気でかなりびびる。周りの人たちもなんだか恐々とした様子。空港の代名詞の「チューブ」はあれよあれよと乗せられて、じっくり見る暇なし。
空港にはH.I.S.の送迎を頼んであった。日本人の案内の人が出向かえ。早口でよく喋るおばさん。空港を出た瞬間から、激しい雷雨。ノロノロの高速から市内環状道路に入る頃には、大渋滞で完全に車ストップ。本当に100m進むのに30分くらいかかる。

そんなちっとも動かない車窓から、W杯サッカーのスタジアム越しに架かる虹を発見。
旅先で虹を見るのは直島に続いて2度目。一瞬で消えてしまったが、幸せな気分。「なんか呼ばれたかも!」という気持ち。
パリは前日まで最高気温が10℃前後という真冬の天気だったらしい。そもそも旅行天気運は悪くない方なんですが、どうなりますやら。と顔を見合わせる。

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結局大いに予定時刻を遅れてホテル到着。そのかわり夜のパリを暴走に近い勢いで走り抜け、夜景を楽しめたのでよかったかも。ホテルはBercy地区のSofitel Paris Bercy。今回ちょっといいホテルにしてしまいました。この辺りは再開発地区で、まあ代官山みたいなとこ。ヒルサイドテラスのような商業施設があります。
時間は9時を回り、レストランでゆっくりという余裕も度胸も時間もなかったので、ホテルそばのタイ料理のデリの隅で、テキトーに食べる。初パリでいきなりタイ料理!

04:40 PM